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【11月のお庭づくり】冬が来る前のお庭の手入れ

2023.11.14

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11月は秋が深まり、冬に向けての準備が必要な時期です。お庭の手入れも重要で、植物や庭の健康を保ちながら、寒い季節に備えることが求められます。今回のトピックスでは11月におすすめのお庭の手入れをまとめてみました。

落ち葉の掃除と堆肥づくり

今年の秋は気温も高く、夏のような気候が続いていましたが、11月になってようやく気温も下がり、落葉の時期に入りました。この時期、庭には色とりどりの葉が舞い散ります。これらの葉を定期的に掃除しましょう。落ち葉は花壇に敷き詰めてマルチングや、堆肥にも利用することができます。十分に完熟した堆肥は、お庭の土壌を改善し、植物たちの冬の間の栄養摂取をサポートします。

植物の剪定と整理

11月は植物が成長を停止する時期です。成長が緩慢になった植物に対して、不要な枝や葉を剪定しましょう。また、花壇の枝葉を整理して、植物たちに十分な空間を確保し、冬季の風通しを良くします。来春に向けて、古い枝葉を剪定することで新芽の生長を促すように準備しましょう。

土壌の改良と冬期の保護

11月は土壌を改良する絶好の機会です。有機質の堆肥を追加して土壌を肥沃にし、植物の根に栄養を供給します。また、厳しい冷え込みが予想される地域では、植物の根元を落ち葉や藁などのマルチングで覆い、寒さから保護しましょう。これにより、冷え込みによる植物への凍害などの影響を軽減できます。

球根植物の植え付け

11月は多くの球根植物が植え付けの適切な時期です。チューリップやクロッカスなどの球根を植え、春に美しい花を楽しむ準備をしましょう。植えつける際には、適切な深さや間隔を守ることが重要です。

水やりの調整

夏とは違って冷え込む季節になると、植物の水やりの頻度が変わります。気温は下がっても土は乾燥しますので、水やりの頻度や量で調整しましょう。特に寒冷地域では凍害を防ぐために水やりの時間や頻度を守り、植物の根をいたわりましょう。

庭具のメンテナンス

冬季に入る前に、芝刈り機や剪定ハサミなど庭具をきれいに掃除し、保管場所にしまいましょう。また、来季のために庭具の点検や修理が必要な場合は、11月にお願いしておくと、来春すぐにお庭仕事が再開できます。

来年の花壇の計画

11月は来年の花壇の計画を立てるのに最適な時期です。「どんなイメージの花壇にするか」、そのために「どんな植物を植えるか、」配置をどうするか」を十分に検討し、必要な種や苗をバックヤードに準備しておくと、春に向けてスムーズに準備が進みます。

いかがでしょうか。これらの手入れを行うことで、11月の庭は美しく整えられ、植物たちも健康で冬を越すことができると思います。来春にまたお庭を楽しむためにも、冬が来る直前の11月にお庭作業をもうひとがんばりましょう。

MIHANE デザイナー
野本 幸夫(一級造園施工管理技士、一級土木施工管理技士)
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