自然農法については色々な考え方があるかと思いますが、今回は先日体験をしてきました自然農法についてお話をして行きたいと思います。
まずは、自然農法とは何なのか?自然農法を始めた岡田茂吉さんの考えは以下の通りになります。
昭和10年(1935)、創始者の岡田茂吉さんは農薬や化学肥料に依存しない自然農法について、つぎのような理念と原理を示しました。
【自然農法の理念】 大自然を尊重し、その摂理を規範に順応する
【自然農法の原理】 生きている土の偉大な能力を発揮させる
つまり、生命を生かし、より豊かにしようとする自然の働きを引き出し、永続的な生産を行うことが自然農法の目標です。(自然農法センターHPより引用)
今回体験をしてきた菜園も、自然の力をフルに使って農作物を育てる試みをしていました。
自然農法の体験は、まずは草刈りからスタートしていきました。草(一般的には雑草と呼んでいるもの)をカットしたものをマルチング兼堆肥として利用しています。また、カットした草が長いものであれば小さめにカットして土の上に撒いて行きます。そしてマルチングとして使用した草はゆっくりと時間を掛けながら、やがて堆肥となり土に返って行きます。
そして畝を作る過程や維持していく過程でも、草の力を利用していきます。
全ての草を取り除くのではなく、畝ののり面個所の草は根よりも少し上でカットする事で、根が土をつかんで畝が崩れるのを防いでくれます。またその残した根の部分が地中の微生物の活性化に繋がり、水や空気の通り道づくりを手助けしてくれて通気性などを高める役割もしてくれます。
お水遣りも基本的にはせずに、自然な降雨にまかせているそうです。(今年の夏のように猛暑が続く際には、ゲリラ豪雨の際に溜まったお水などあげたりし、お水をあげるとしても自然の恵みを使うようにしているそうです)
限られた時間での自然農法体験でしたが、草を除草する発想から草の生命力を力として助けてもらう、そんな自然農法の取り組み・考え方を体験できた時間でした。
私たちもお客様より家庭菜園をしたい、スペースが欲しいなど様々なお話を頂きます。
上記のような体験記の自然農法なら少し広めの家庭菜園を予定している方でも、気軽に始める事が出来るかもしれませんね。
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