2025.07.14

先日訪れた大阪・関西万博の視察で、印象に残った建築物の一つが「トイレ施設」でした。
多数の来場者を想定して一定間隔ごとに設置されたトイレには、予想を超える工夫が凝らされていました。

あるトイレ施設では、入り口と出口が分かれており、一方通行の動線が採用されていました。
その導線に少し戸惑いながらも用を済ませ、出口を抜けると…そこには思わず足を止めたくなる中庭空間が。
洗面スペースとともに、美しく整えられたモダンな植栽スペースが広がり、まるでトイレにいたことを忘れてしまうような心地よい演出に驚かされました。

この仕掛けから感じたのは、「空間に思いがけない発見があること」が、心を豊かにするということ。
お庭づくりにおいても、ただ植物や構造物を配置するだけでなく、住む人や訪れる人の感情が動くような“体験”のある設計こそが、日常生活をより豊かなものにしてくれるのだと実感しました。
万博のトイレという思いがけない場所で、改めて“お庭のあり方”について考えさせられる貴重な体験となりました。
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・リンク
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MIHANEガーデンデザイナー
榊原正樹(2級建築施工管理技士、グリーンアドバイザー)
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