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ボーダーレスをコンセプトに『ブルーボトルコーヒー豊洲パークカフェ』

2026.02.25

最寄り駅から林立する高層マンション群を抜けると、視線の先に広がるのは開放的なポケットパーク。

緑に誘われるように歩みを進めると、広大な芝生広場の先に海と空が重なるロケーションが現れます。
その場所に佇むのがブルーボトルコーヒー豊洲パークカフェです。

・空間を分断しない建築

この建物を設計したのは、スキーマ建築計画の長坂常氏。
長坂氏は「この場の空間を分断しない建築の在り方」を模索し、内と外が緩やかに繋がる、“敷地全体がカフェに感じられる空間”を計画したそうです。

その思想を体現するために採用されたのが、小屋の集積による構成と外周部に設けられた軒下の中間領域。屋内、半屋外、屋外を緩やかに繋げて行きます。
さらに、外壁にはFRP樹脂の半透明素材を使用し、視覚的にも柔らかな繋がりを演出しています。

フロアーレベルは広場と段差なく計画され、建築とランドスケープを切り分けない設計。
まさに“ボーダーレス建築”の実践と言える空間です。

・公園と一体化するインテリアデザイン

店内に入りコーヒーをいただくと、その設計意図が体感として伝わります。

室内と公園をほぼ同じレベルに揃えることで、芝生広場の景色がそのまま室内へと引き込まれる構成。
内壁や床に用いられた赤茶色のレンガのアースカラーや天然木の構造体が、芝生や空の色と自然に調和し、違和感のない一体感を生み出しています。

晴れの日は光が伸びやかに差し込み、
曇りや雨の日は空気の湿度までもが空間に溶け込む。

内外が緩やかに繋がることで、四季や天候までもデザインの一部になる。
それがこのカフェの最大の魅力かもしれません。

・住まい・庭づくりにも活かせる「ボーダーレス」という視点

建築と庭を分けずに考える。
段差を抑え、視線を遮らず、素材で外と呼応させる。

このブルーボトルコーヒー豊洲の空間設計は、住まいや庭づくりを考える上でも大きなヒントになるのではと思います

外構と庭、室内と屋外。
それぞれを“区切る”のではなく、“繋げる”という発想。

お近くに立ち寄る機会があれば、ぜひその空気感を体感してみてください。
きっと、空間づくりの新たな視点が見えてくるはずです。

~ご相談はこちらから~

・リンク

ブルーボトルコーヒー豊洲パークカフェ

ブルーボトルコーヒー

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榊原正樹(2級建築施工管理技士、グリーンアドバイザー)

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