2024.12.03
昨日は「13夜」でしたが、みなさまはお月見をしましたでしょうか。少し空には雲がかかっておりましたが、逆にそんな中、幻想的なお月見が出来たのはと思います。
日本では秋の風物詩として位置づけられている「15夜」は、中秋の名月として特に重視される日で、満月の日にあたります。この日には月見の行事が盛大に行われ、団子やすすきなどをお供えします。
一方で「13夜」とは、日本の伝統的な行事や文化に関連する言葉になります。13夜は新月から数えて13日目の夜の月を指し、この時期に行われる月見やお供え物があることが多いです。また、13夜は日本の詩や歌にも頻繁に登場し、月の美しさや季節の移り変わりを感じる場面として描かれることがよくあります。特に収穫の時期と重なり、農業の豊穣を感謝する意味が込められています。
中秋の名月(旧暦の8月15日)から約2週間後に訪れるこの日は、「13夜」は、日本のこの日付は、旧暦の8月13日にあたるため、年によって日付が変わります。
・歴史的背景
13夜は、平安時代から続く伝統行事で、当時の貴族たちは月を愛でながら宴を開き、詩を詠むことが多かったとされています。この文化は、庶民にも広がり、現在に至るまでさまざまな形で受け継がれています。
・風習
1. 供物: 13夜には、特に「栗」と「豆」が供えられます。栗は豊穣の象徴であり、豆は邪気を払うとされています。
2. お団子: 月見団子を作り、月を見上げながら食べることが一般的です。これにより、豊作を祈る意味が込められています。
3. 鑑賞: 多くの人々が夜空を眺め、月を楽しむことを大切にします。静かな夜に月明かりを感じる時間は、心の平安をもたらします。
・地域ごとの違い
地域によっては、13夜の祝い方に差があり、特定の料理や行事が行われることもあります。また、月見を行う際の風習や歌が異なるため、地方色豊かな行事となっています。
このように、「13夜」は単なる月見行事ではなく、農業や自然への感謝、家族や地域の絆を深める大切な機会となっています。
月見を楽しむためのポイント
・お月見の時間帯
最適な時間帯は、月が最も高く輝いて見える夜の時間。月の出る時刻を確認し、ピークの時間帯にお月見が出来るよう、準備しましょう。
・ライトアップ
お庭を明るくしすぎないようにお部屋の灯りを落として、温かみのある柔らかい灯りでムードを演出。
ランタンやキャンドルを使うと、幻想的な雰囲気を楽しむことが出来ます。
そんな日本の伝統的な行事をお住まいのお庭でも取り入れながら、来年はお庭やお住まいの灯りを消して、お月見をしながらご家族でお庭時間を過ごしてみるのも良いかもしれませんね。
前回ブログ:「ルームツアー&下草からはじまる、ガーデンセミナー」開催のお知らせ
関連ブログ:『お庭で楽しむ自然農法体験|お家でも出来るエコ農業の始め方』
MIHANEガーデンデザイナー
榊原正樹(2級建築施工管理技士、グリーンアドバイザー)
✿ ✿ ✿ ✿ ✿ ✿ ✿ ✿ ✿ ✿ ✿ ✿ ✿ ✿ ✿ ✿ ✿ ✿ ✿ ✿ ✿ ✿
MIHANEでは「”下草”からはじまる、ガーデンデザイン。」をテーマに、お庭や外構デザインをご提案させていただいております。
新築エクステリア、ガーデンリフォームなどのご相談は、ホームページお問い合わせフォームよりお待ちしております。
対応可能エリアは以下となります。
千葉市(中央区・稲毛区・美浜区・花見川区・若葉区・緑区)
千葉県(浦安市、船橋市、習志野市、八千代市、四街道市、佐倉市、成田市、富里市、市原市、袖ヶ浦市、木更津市
印西市、白井市、鎌ヶ谷市、市川市、松戸市、流山市、柏市、我孫子市等)
東京都(江戸川区、江東区、葛飾区等)
埼玉県(さいたま市、越谷市、八潮市、三郷市、吉川市等)
茨城県(守谷市、取手市、つくばみらい市等)
その他地域のエクステリア、ガーデンの設計施工をご希望のお客様はご相談下さい。