春先花壇で咲いたチューリップなどの球根類は、花後のこの時期が来年の開花のために球根に栄養を蓄える期間になります。花がらを取り除いた後は、カリ成分の多い肥料を与えます。葉は光合成を続けているので、休眠期を迎えるまでそのままにしておきます。休眠期に入った球根は葉を切り、植えっぱなしにできない球根などは、必要に応じて掘り上げて来年のために保管します。またパンジーやビオラといった一年草の苗を整理し、大きくなりすぎた宿根草の株分けをしたりしても良いと思います。花壇の整理が終わったら、夏にむけて花苗たちを花壇に植えみます。涼し気なルリマツリや花期の長いペチュニアなど、家やお庭の雰囲気にあわせて、季節感のある鮮やかな花たちで花壇を彩りましょう。
気温の上がる5月であれば、種から野菜を育てることができます。代表としては、トマト、ナス、ピーマン、キュウリ、スイカ、メロン、ゴーヤなどがあります。野菜の種まきには、プランターと種まき用の土や培養土が必要です。土を用意し、肥料を施してから、種をまきます。ある程度の大きさに育ったら家庭菜園に移植してみてください。また種から育てる野菜だけでなく、苗を購入して植え付けることもできます。代表的な野菜としては、ネギ、キャベツ、レタス、ブロッコリー、ほうれん草などがあります。植え付ける前に、苗の根元にある土を掘り返し、根が伸びやすいように土を整え、苗を植え付けます。5月になると、気温が上がり、乾燥することが多くなります。野菜の水やりは、朝と夕方に行いましょう。特に暑い日は、水やりの頻度を増やす必要があります。
5月は樹木の新緑が目にまぶしい時期です。樹木の成長が活発になるこの時期に剪定を適切に行うことで、樹木の生長を促すことができます。また、梅雨時にはアブラムシやカイガラムシなど、高温多湿で風通しが悪いことにより、発生する病害虫があります。不要な枝や葉を取り除き、風通しをよくすることで、病原菌や害虫の繁殖を防ぎ、庭木の健康をまもりましょう。剪定にはちょっとしたコツがあり、慣れが必要かもしれません。経験豊富な植木屋さんに、一度お庭の剪定をお願いして、剪定のコツを聞いてから自分でチャレンジしてみてください。
MIHANE デザイナー
野本 幸夫(一級造園施工管理技士、一級土木施工管理技士)
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