2024.04.13
商業店舗の植栽は外観やファザードの美化だけでなく、お店の個性やブランドイメージを表現し、通りすがりのお客様の興味をひくことが重要だと思います。そのためにまず、植物の選定が重要となります。店舗のロケーションの気候や条件に合った植物を選びましょう。耐寒性や耐乾燥性、あるいは酷暑に耐えられる植物を選ぶことで、メンテナンスの負担を軽減し、一定期間美しい状態を維持できます。また、季節ごとに花や葉の色や形が変化する植物を選ぶことで、一年を通して変化に富んだ外観を演出できます。
次に、花壇やプランターの配置とデザインを考えましょう。植栽の配置によって、店舗の外観を魅力的に演出できます。例えば、入り口付近や店舗の看板周りに目を引く植物を配置することで、通行人の目を引くような演出を心がけましょう。また、植物の高さや形状をバランスよく配慮し、視覚的なバランスを調整します。さらに、店舗の建物や周囲の環境に合わせて、ドライガーデンやイングリッシュガーデンなど植栽のスタイルやテーマを決定することで、店舗のコンセプトと一体感のある外観を作ることができます。
効果的な植栽の演出には、照明の活用も欠かせません。夜間に店舗の外観を美しく照らすことで、通行人の目を引きつけます。植物にスポットライトを当てることで、影や光の効果を利用し、幻想的な雰囲気を演出することができます。また、シーズンやイベントに合わせて色彩豊かな照明を使用することで、季節感や特別な雰囲気を醸し出します。
さらに、季節イベントやキャンペーンに合わせた植栽の演出も効果的です。例えば、クリスマスやハロウィンなどのイベントに合わせて、もみの木やオーナメント装飾を配置することで、来店客に季節感を感じてもらいましょう。また、季節ごとのイベントやセールに合わせて、植栽の種類やデザインを変更することで、顧客の興味を引きつけます。
さらに、店舗のテーマやコンセプトに沿った植栽を行うことも効果的です。店舗の個性やブランドイメージを表現するために、特定の植物やスタイルを使用することで、顧客に強い印象を与えることができます。例えば、ナチュラルな雰囲気を演出したい場合はハーブや下草を効果的に取り入れ、モダンなイメージを求める場合はシンプルで洗練された植物、たとえばニューサイランなどシャープな植物を配置するなど、店舗のコンセプトに合わせて植栽を工夫しましょう。
最後に、植物は定期的なメンテナンスが必要です。剪定や水やり、除草などの作業を定期的に行うことで、植栽を美しく保ち、集客効果を最大化することができます。また、季節ごとの植物の入れ替えや植物の健康状態の確認も欠かせません。こうしたメンテナンスは、定期的に弊社のような専門会社に依頼し、管理をしたほうが良いと思います。店舗の外観やブランドコンセプトにあわせて、季節ごとに入れ替える植物の種類やメンテナンスをご提案させていただきます。
MIHANE デザイナー
野本 幸夫(一級造園施工管理技士、一級土木施工管理技士)
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